日本ではなかなかアペリティフ気軽に楽しむ習慣が広がりませんが、みなさんイタリアに来たらぜひアペリティフ（イタリア語でアペリティーヴォ）を楽しんでください。日本語ではアペリティフを食前酒なんて訳されもしますが、ディナーや劇場、コンサートに行く前に、好みのお酒を軽くの飲みながら楽しいひと時を過ごす事全体の意味でもあります。
ミラノ・スカラ座そばにあるペック・イタリアンバルで、アペリティーヴォを楽しんでいます。こちらのフランチャコルタは素晴らしく美味しい！こんな多彩なおつまみが付いて€10〜楽しめますよ。
そしてこちらはミラノ滞在中、ある日のスプンティーノ・ノットゥルノ、つまりイタリア語で夜食の意味です。ミラノからトリノへ日帰りの旅をしたのですか、この日、月曜日のトリノではまともなレストランはほとんど定休日なのですよ。でもこれは惣菜店から買ってきた料理とは思えないほど、レベルの非常に高い料理です。仔牛肉のファルシー・トリュフ風味、ラビオリ、魚介のピラフなど。ワインは地元ピエモンテの赤ワイン、ドルチェット・ダルバです。これは夜食と言うよりディナーだね。
この日は3月19日の夜だったと思いますが、素敵なミラノの夜景が撮れました！ドゥオーモの空に月が見えます。もうすぐ満月なんてすよ。
By 管野滋樹
Shigeki Kanno / Opera Singer
SHIGEKI'S OPERA NEWS 