コッレ・ディ・ヴァル・デルザ

トスカーナ地方の丘の上にある村、コッレ・ディ・ヴァル・デルザ Colle di Val d’Elsa を訪ねました。
コッレ・ディ・ヴァル・デルザは、シエーナから24km、フィレンツェからだと50kmのところにあります(フィレンツェからシエーナに向かう高速道路の途中で通過する)。村は高台に広がる中世の面影を色濃く残すアルタ地区と、丘の下に広がるバッサ地区に分かれて広がっています。
情緒溢れる美しい村にもかかわらず、まったく観光化されていないので、いつもひっそりとしていて独特な雰囲気が味わえます。ちなみに13世紀の建築家、アルノルフォ・ディ・カンビオの生まれた村として知られていますよ。彼はフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の設計に携わった事で有名ですよね。ちなみにプッチーニのオペラ『ジャンニ・スキッキ』のアリア「フィレンツェは花咲く木のように」の歌詞にも彼の名前とこの村の名が登場していますよ。”アルノルフォはヴァル・デルザから美しい塔を作りにフィレンツェにやって来た”ってね♪
村は中世の雰囲気そのもの。村の端から端まではおそらく500mもないくらいです。ゆっくり歩いても5分もすれば、もう村のはずれに着きますよ。

ドゥオーモ広場の鐘楼。
実はこの日もトスカーナ地方はとても良い天気でしたが、僕がコッレ・ディ・ヴァル・デルザ散策中、30分ほどの通り雨に見舞わせれました。曇りの写真があるのはそのせいなんです。ちなみにコッレ・ディ・ヴァル・デルザから隣町のポッジボンシはクリスタルガラス産業がとても盛んなんですよ。名高いブランドのクリスタルガラス製品の多くもこの辺りで作られているんですって。僕もいくつか持っているのですが。それからミシュランガイド2つ星に輝くレストラン Arnolfo アルノルフォがあることでも美食家たちに知られていますよ。今回は残念ながら食事を楽しむことが出来ませんでしたが、次回は必ず食べに行きます!

By 管野滋樹
Shigeki Kanno/Opera Singer

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