ラザレフさんのボロディン

一昨日の日曜日は、日本フィルハーモニー交響楽団 第367回 名曲コンサートを聴きにサントリーホールに出かけました。
IMG_1217音楽の秋にふさわしい最高の音楽が聴けて大満足!小川典子さんの演奏によるリストのピアノ協奏曲はもちろん素晴しかったのですが、圧巻はアレクサンドル・ラザレフAlexander Lazarevさん指揮のボロディンの交響曲第2番と、アンコールで演奏されたハチャトゥリアンのバレエ音楽『ガイーヌ』より「レズギンカ」です。ボロディンはみんなもご存知のようにロシア五人組の作曲家の一人で、この日演奏された交響曲2番はオペラ「イーゴリ公」と並んでボロディンの代表作。しかし正直言って僕にとってこの交響曲は、今まで日常的によく聴いていた作品ではなかったです。思えば高校の音楽史の授業で聴いた程度だったかも。ほとんど印象に残っていない(笑)だからこの日の演奏を聴いて、作品から放たれる独特の輝き、他には並ぶ物が無い重厚で多彩なロシアの民族色、ロマンティシズム…を初めて共感出来たように思います。僕のお気に入りの作品の一つに仲間入り!ラザレフさんの指揮からは、ロシア音楽への限りない熱き思いと愛情が伝わってきました。荒々しく野性的な音楽には血が騒ぐね。こんな熱き音楽を聴くのは久しぶりです。サントリーホール中が熱狂!ちなみに日フィル関係者の方から伺った話では、リハーサルでもラザレフさんは超パワフルなので、楽団員はかなりヘトヘトになったという事でした。ほんと聴きに来て良かった!あっ、休憩時間に典子さんとちょっと話せたのも良かった。「管野君、なんで料理そんなに上手なの??」だって(笑)彼女の演奏を聴くのはほぼ1年ぶりぐらいでしたが、ますますの大活躍にとてもうれしく思った一日でもありました。
IMG_1219さてこちらはサントリーホール屋上のルーフガーデン(ローズガーデン)です。みなさんサントリーホールにこんな素敵なルーフガーデンあるの知ってました??僕は今まで知らなかったのですが、今回始めて訪れてその静寂さと美しさに驚きました!ホールの開場時間までちょっと時間があるな庭でも見てみようかな、って軽い気持ちだったんですが、ほんと得した気分です。コンサート前に美しいルーフガーデンも楽しめたからね〜。ちなみにこのローズガーデンは、日本原産および古代に日本に渡来したバラを、現代的なスタイルにデザインして植え込み庭園にしたそうですよ。IMG_1220こちらは英国の国旗「ユニオンジャック」をデザインモチーフとしたルーフガーデン。さきほどのローズガーデンより高い位置にあるので、近隣のビルから眺めた時にも美しく見えるデザインに工夫されているようです。多くの野鳥も飛来するみたい。ほんと自然でルーフガーデンとは思えないでしょ?IMG_1221すでに紅葉が始まった樹もあります。向かい側の高層ビル群を見ると、ここは大都会の真ん中なんだと現実の世界に戻された感じがします。

By 管野滋樹
Shigeki Kanno/Opera Singer

Advertisements

2 thoughts on “ラザレフさんのボロディン

  1. ブログいつも楽しく拝見しております。音大付属、音大の同級生のMKです。管野くんとはちょっとお近づきだったかも、、、
    音楽そして、典ちゃんの話題もあり、とても懐かしく勉強になりました。
    また投稿楽しみにしています。

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s