マリアの全盛期の舞台姿がここに♪

 
僕はこれまで様々なマリア・カラスの舞台写真やプライベート写真に接してきましたが、
今日紹介する「マリア・カラス舞台写真集 / Michael Brix著 アルファベータ刊」は、
いままで一般的に広く知られていたカラスの優雅な写真のイメージより、激しく生々しい舞台上の
カラスの表情をとらえた写真が数多く集められています。
(この写真集は、カラスの生誕80年を記念して発売されていたものですが、
僕は最近初めてこの写真集の存在を知りました)
ミラノ・スカラ座1955/56年シーズンに上演された、ヴィスコンティー演出の「椿姫」の公演写真は、
息を呑むほど素晴らしく、僕が今まで見たことのないような凄みある表情で歌うカラスをとらえた写真は、
迫力を通り越して恐ろしささえ感じてしまいました。
スカラ座の「椿姫」とならんで、ロンドンでの「椿姫」の写真は、
第一幕のアリアの場面のエレガントな表情で歌うカラスが魅力的で、
これらも今まで一般にあまり紹介されていなかった写真ではないかと思います。
また、当時の音楽評論家によるカラスの公演の新聞評も紹介されていて、大変興味深く読むことが出来ます。
当時のオペラに対する考え方や、カラスに対する見解が今とは違った部分があることが理解できます。
この評論記事を読んでみると、カラスの引退後作り上げられたカラス神話とは無縁の、
彼女が現役だった当時の等身大のカラスが見えてくるような気がしました。
 
by 管野滋樹
  Shigeki Kanno/Opera Singer
 
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