アダムのりんご

 
今日は、一昨日の僕のブログ記事に続いて、僕が最近読んだ本の中からおススメの一冊を紹介します。
 
  キリスト教シンボル事典 ミシェル・フイエ Michel Feuillet 著 武藤剛史訳 白水社
 
僕達が日頃接している、オペラや西洋舞台芸術、それから美術館を訪ねたり、本を読んだり、様々なヨーロッパの芸術に接する時、いつもそこに横たわっているキリスト教に関する様々な事柄、シンボルを理解することが不可欠です。これらを少しでも理解できると、さらに西洋の芸術の奥行きが感じられるようになります。たとえば僕達が、フィレンツェのウフィッツィ美術館でルネッサンスの絵画を鑑賞したり、シエナの教会で宗教画を見ている時、その絵画の中に描かれてある様々なシンボルが理解できるとすれば、その一枚に託した画家のメッセージを受け止めることが出来るでしょう。
この日本語訳では、聖書全体から500以上のシンボルを、あいうえお順に解説しています。
たとえば、こんな感じです。
 
アメジスト AMETHYSTE
地味なすみれ色をした宝石であるアメジストは、謙虚を象徴する。ギリシャ語では「酔っていない」という意味である。それゆえ、この宝石を着けている人は酔わないとされる。司教が持つ指輪にはアメジストが嵌められているが、それは世俗の誘惑から司牧者たちを守るためである。
 
りんご POMME
地上の楽園の禁じられた果物とはりんごだったとする伝説は、ラテン語のふたつの同形異義語であるmalum「りんご」と malum「悪」の不幸な混同から生じたものである。原罪は、りんごの木の実ではなく、善悪の知識の木の実を食べることによって犯されたのである。
 
MA
聖母マリアのモノグラム(組み合わせ文字)。このふたつの文字はしばしば絡み合わされ、その場合はAMとも読める。つまり Ave Maria(アヴェ・マリア)
 
ヨーロッパアートを理解する為のガイドブックとしても、また普段の読み物としても気軽に読むことが出来できます。この本を読んであなたも、どなたかに蘊蓄を披露してみてはいかがですか?
 
 
 
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が、始まりました。僕の開講している、オペラ・レッスンのお話です。本日記事が更新されました!!
 
 
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