ミラノ・スカラ座の今シーズンのオペラ演目も、「ドン・ジョヴァンニ」と「アルバのアスカニオ」を残すのみに。ちなみに「アルバのアスカニオ」は1771年、モーツァルト15才の時ミラノで作曲、初演された、ミラノにゆかりのある作品です。どちらもモーツァルト生誕250年のお祝いとして組まれた演目のようですが、スカラ座は10月10日、大注目の若きベネズエラ出身の指揮者、グスターヴォ・デュダメル(1981年生まれ)による「ドン・ジョヴァンニ」が初日を迎えます(ベルリンのオペラハウスとの共同制作)。タイトルロールに、カルロス・アルバレスが、そしてレポレッロは、大人気のイルデブランド・ダルカンジェロ。僕は残念ながらまだ、デュダメルを生で聴いていませんが、若きマエストロの熱を帯びた冴えわたる指揮で、ミラノのファンを沸かせることでしょうね!
Advertisements