パヴァロッティの忘れ物!

太陽のような輝かしい声!スーパースター・イタリアン・テナー、L.パヴァロッティの全盛期のオペラの舞台は本当に凄かった!残念ながらオペラの舞台から引退されてしまいましたが、人間の声帯からどうしてあんな声が出るのだろうという不思議さ&驚き‥
こういう感覚でもって思わず聴き惚れてしまう歌手は、僕が実際聴いた中では他に、B.ニルソンぐらいでしょうか‥
「人間の声は最高の楽器」と言われますが、彼らの歌声を聞いたことのある人なら、このことに皆、納得してしまいます。
 
ただ残念なことに、今だにパヴァロッティの後の、誰もが認めるスーパー・スター・テナーがイタリアから登場してない事。
今のイタリアの若者にとっても、オペラはちょっと馴染みがない音楽ジャンルになってしまって、この事が原因のひとつかもしれませんが、僕は人の歴史が続く限りオペラの歴史も続いていくと考えているので、近い将来また素晴らしいスーパー・テナーが登場すると信じています。
 
ここで、パヴァロッティがいかにスーパースターだったかという、珍しいエピソードを紹介します。
時は1990年、FIFA W杯イタリア大会開催中の6月、パヴァロッティはフィレンツェでヴェルディのオペラ「イル・トロヴァトーレ」を歌うことになっていました(ズビン・メータ指揮)。
僕もミラノからこの公演を聴きにフィレンツェまで出かけました。公演自体は、この頃すでにパヴァロッティは下降線上にあってまずまずの出来。
しかしW杯で皆、浮き立っている事もあり、僕は公演の後パヴァロッティご一行との食事に一緒にお供することになりました。
パヴァロッティは舞台メークもあまり落としていない状態で、とても機嫌が良い様子。お気に入りのエルメス製のビッグサイズのスカーフ(写真)をしっかり巻いて颯爽とレストランに入りました。
僕はこのフィレンツェでの彼らの楽しいおしゃべりと料理を最高に楽しんで、とても幸せな気分でホテルに戻りぐっすりと休む事が出来ました。
 
ところが翌々日のテレビや新聞を見てビックリ!「パヴァロッティ、お気に入りのエルメスのスカーフ行方不明‥」と大きな見出し。
彼もあの晩はとてもリラックスしていたので、どこかに置き忘れてしまったらしいのです。
また買えばいいとも思うのですがよっぽどあのスカーフを気に入っていたのか、思い入れがあったのでしょうね‥
 
このようなチョッとした話題がすぐ取り上げられる事を見てもわかるように、彼はイタリアを代表する世界的スーパースターなのです。
↑1990年フィレンツェにて パヴァロッティと僕 これが問題のスカーフ
 
 
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